めも blog

なにかしらのめも

食塩と食卓塩の差

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食塩も食卓塩も大元は海水

食塩は、日本の海水が元になった塩
食卓塩は、海外の海水が元になった塩

食塩の袋の裏を見てみると、原材料名 海水(日本)
食卓塩の裏を見てみると、天日塩(メキシコ)
と表示されている。


海外の塩で作ったモノを食卓塩という理由

明治時代、日本に様々な西洋の文化が入ってきた。

その中の1つが、テーブルに塩を置いて料理に味つけをするという文化。

日本の食卓にもあったら便利だ、日本で広めたい、と思った日本で塩づくりをしていた人たち。

当時の日本の技術では、サラサラした塩を作るのはコストがかかった。

海外
 日差しが強い・空気が乾燥
 「塩田」で海水を天日干し→塩完成
日本
 日差しが弱い・湿度が高い
 雨もよく降る
 天日干しだけでは、水分が抜けきれず、サラサラした塩ができない

日本では、塩と海水を混ぜ合わせ、釜で煮詰めて水分を飛ばすことでサラサラした塩をつくっていた。

しかしこの方法だと非常に手間とコストがかかるため、海外から安い塩を輸入して、サラサラした塩を製造することにした。
「食卓で使う塩」ということで、食卓塩と名付けられた。



この差って何ですか?  2018年8月7日