食欲を元に戻すのに最も効果的なのが、ネバネバ食材
ネバネバ食品は、食欲不振を解消するだけではない。
ネバネバ食材の健康効果
納豆 →寝つきを良くする
オクラ→糖の吸収を抑える
納豆、ナメコ、山芋、オクラなど全てのネバネバ食材には食欲不振を解消する効果がある。
なぜ食欲不振を解消するのか?
人間は体全体のエネルギーの約7割を消化活動に使っている。
夏場、気温が高くなり体温が上昇すると、体温を下げる活動にエネルギーを使うため、消化活動に使うエネルギーが減少。
すると消化酵素が十分に出ないため、食べたものを完全に消化することができず、胃に食べ物が残ってしまい食欲がわかなくなる。
その時にネバネバ食材を食べると、消化酵素の分泌を促し、完全に消化でき食欲がわく。
間違った食べ方をしてしまうと、ネバネバ成分の量が減り食欲不振を解消する効果が得られない。
ネバネバ成分を減らさない食べ方
Q. そのまま食べる or ご飯にのせて食べる
ネバネバ成分は熱に弱い
70℃で約3分 100℃で約1分で壊れる
熱々ごはんは70℃以上ある→ネバネバが壊れてしまう
ご飯にかける時は70℃以下で
オクラとナメコをゆでる時はどうすれば良い?
オクラの場合 ゆで時間は1分以内
ナメコの場合 70℃以下に冷ましてからナメコを入れる
オクラには糖の吸収を抑える効果があり、血糖値の上昇を抑えることができる
番組が実験では、
ご飯(1膳)のみ 90分後 90〜240に上昇
ご飯+オクラ 90〜140に上昇
なぜ糖の吸収が抑えられるのか?
オクラのネバネバ成分に含まれるの食物繊維は、他の野菜に含まれる食物繊維とは少し違い、糖が体内に入って来た際、糖を包み込む
その結果、腸に糖が運ばれても吸収されず、糖をそのまま排出。
ダイエット実験
普段の食事+毎食3〜5本のオクラを食べる
父 71.0 kg → 67.4 kg 2週間で-3.6kg
娘 61.0 kg → 57.8 kg 2週間で-3.2 kg
母 54.8 kg → 52.4 kg 2週間で-2.4 kg
オクラ 食物繊維が多いほどよりネバネバになり、糖の吸収を抑える効果大
食物繊維は調理方法によって量が変わる
ネバネバ成分を多く得る調理方法
Q. ゆでてから刻む or 刻んでからゆでる
条件
・オクラ側面から食物繊維を出す
・その食物繊維が水分と絡む
→ネバネバ
オクラの食物繊維=水に溶ける(水溶性)
ゆでてから刻む
水分と絡まない→ネバネバにならない
1分までならネバネバ成分は壊れない
納豆には、寝つきを良くする効果がある
納豆に豊富に含まれているトリプトファンは、体内に入りビタミンB6と結びつくと、睡眠を促す成分・メラトニンに変化。
ビタミンB6が多く含まれる食材は?
Q. キムチ or 焼きのり
焼きのりはビタミンB6が豊富
納豆と一緒に食べると、寝つきを良くする効果を得られる
この差って何ですか? 2018年7月10日