こする・なでる・さする のように似た表現の言葉
意味や使い方に明確な差がある
どの言葉も、手を何かの対象物に当てて動かす様子を表す言葉
力の入れ具合で使い分けできる
力の入れ具合の強い順
こする > さする > なでる
こする
漢字で書くと「擦る」
擦=削り取る という意味
削り取る程の力で繰り返し動かす
さする
漢字で書くと「摩る」
摩る=摩擦を起こす という意味がある
対象物を削り取る程の強い力のこするに対して、こするは軽い摩擦が起きる程度の力なので、
さするはこするに比べて力の入れ具合は弱い。
なでる
漢字で書くと「撫でる」
撫でる=かわいがる という意味がある
赤ちゃんやペットなど愛おしいモノを触る表現
なでる の動きは、一方向に1回滑らせるだけ
こするやさするは、手を繰り返し動かすのに対して、なでるは手を1度滑らせるだけなので力の入れ具合は弱い。
この差って何ですか? 2018年2月27日