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なにかしらのめも

ピスタチオに殻が付いている理由

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なぜピスタチオだけ殻が付いているのか

ナッツの本を多数執筆している
大阪大学医学部 特任准教授 日比野佐和子先生

理由は2つ

1つ目 ピスタチオの殻は手で簡単に割ることができる

ピスタチオは食べ頃の時期になると自然と殻が割れる
手で簡単に殻をむくことができる
そのため、スーパーでは殻付きで販売

その他のナッツは、
自ら殻が割れない
そのため、食べるときに殻を割るのは面倒なので、食べやすいように機械で殻を割り実だけにする

2つ目 ピスタチオは湿気に弱い

血液をサラサラにする成分が含まれているが、湿気が多いとその成分の効果が失われてしまう。

血液サラサラ効果のリノール酸が多く含まれている
リノール酸は湿気に弱い
湿度が約60%を超える環境で、空気と触れると酸化してリノール酸が失われやすくなる

平均湿度が約70%の日本では、実が空気とあまり触れないように殻が付いている状態で販売

アメリカの西海岸やオーストラリアなど、平均湿度が60%未満の国では殻が付いていない状態で売られることが多い。



この差って何ですか?  2018年7月24日