めも blog

なにかしらのめも

ヤブ医者の語源

スポンサーリンク

なぜヤブ医者と呼ぶようになったのか

ヤブ医者の語源は地名からきている ※諸説あり

兵庫県 養父やぶ市にヤブ医者のモデルがおり、養父市からヤブ医者という言葉が生まれたそう。

江戸時代にいた長島的庵ながしまてきあんという医者がヤブ医者のモデルだと言われている。
龍蔵寺の裏山には長島家を祀る石碑がある。
長島的庵は名医で、元々ヤブ医者は下手な医者ではなく名医を指す言葉だった。

1700年 江戸時代 中期、当時は医療技術が発達しておらず、病にかかるとなかなか治らなかった。
長島的庵は、他の医者がさじを投げた病人も治してしまうほどの名医として名を馳せていた。
そして、「養父にはスゴく腕の良い医者がいる」という評判は江戸にも伝わり、五代将軍 徳川綱吉の耳にも。
村医者から将軍家の専門医にまで大出世。
人々の間で養父の医者 的庵のことを養父医者と呼ぶようになり、この時までは名医を指す言葉だった。

当時 的庵の元には、医学を学びに多くの弟子が集まった。
弟子たちも立派な医者になったことで養父医者ブランドの評判はうなぎのぼり。
しかしある問題が起こる。
長島的庵の名が知れ渡ることで”養父医者の弟子”を装う偽医者が続出。
その結果、養父医者ブランドの評判が急落。
養父医者=腕の悪い医者 となってしまった。



この差って何ですか?  2018年5月22日