イチゴの外側のツブツブは種ではない
赤い部分は果実ではなく、表面のツブツブ1個1個が果実
他の果実と同じように、この中に種、その周りに果肉、さらにその周りに皮がある。
ツブツブが皮・果肉・種の3層構造になっている。
イチゴの赤い部分は茎の先端が成長したモノ
茎の先端が成長した部分を食べている。
オレンジなど多くの果物は、めしべが1つしかなく、めしべの一部が大きく成長して果実になる。
イチゴの場合、芝生のように生えているのが全部めしべ。
しかしめしべは大きくならず、茎の先端が大きくなり、その茎の先端にあるめしべ1つ1つが果実になる。
なぜ小さな果実をたくさん作るのかは、研究者の間でもよく分かっていないそうです。
イチゴは発芽率が低く、そのため、多くの果実を作り子孫を残す可能性を高めている。
茎の先端を大きく赤くしたのも子孫を残すためだという。
葉っぱの色は緑色なので、赤は非常に映える。
鳥や獣に見つけられやすい色なので、食べてもらえるチャンスが広がる。
鳥が種を食べることによって、種を遠くに運んでもらいその鳥がフンをすることで、様々な場所に子孫を残そうとしている。
この差って何ですか? 2018年4月24日