めも blog

なにかしらのめも

謝罪の時の手土産

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マナースクール ライビウム 代表
マナー講師 諏内えみ先生

どんな手土産を持って行けば良いのか?

例は、ようかん・ケーキ・グラス・現金

ようかん → ふさわしい
 後に残るモノは良くない
 見るたびに嫌なことを思い出してしまう

 食べてなくなる消えモノがふさわしい

ケーキ → ふさわしくない
 食べ物であれば何でも良いわけではない
 「非常に重く事態を受け止めております」という気持ちを表すためには、少し重さのあるモノが良い
 生ケーキだと重さが足りないのと、ケーキはすぐ冷蔵庫に保管しないといけない手間がかかる
 ということを考えるとあまりふさわしくない

 ヨックモックは、缶に入っていたり、重みがあれば構わない

グラス → ふさわしくない
 見るたびに嫌なことを思い出してしまう

現金 → ふさわしくない
 お金で解決しようとするイメージ
 お金で解決というのは気持ちが全然伝わらない



フルーツ→剥いたり手間がかかるためふさわしくない

他にも最中、どら焼き、バウムクーヘン、カステラなど
ある程度の重さがあり常温で約1週間日持ちするモノがおすすめ


手土産を購入した後にすることは、のし紙を用意して表書きを書くこと

のし紙の表書きにふさわしい言葉

寸志か粗品

表書きにふさわしい言葉は、粗品

寸志…ちょっとした気持ち
失礼をして怒っている方に「ちょっとの気持ちですよ」は失礼
目上の人 → 目下の人 に差し上げる時に使う言葉

粗品…立派なモノではない
立派なモノではないですが、心ばかりということで気持ちはたくさん入っておりますが、品物としてはちょっとしたものですよ、ということ


粗品より謝罪に適した言葉は、深謝しんしゃ
深謝…深いお詫び

手土産を渡すタイミング

謝った直後か、帰り際

手土産を渡すタイミングは、帰り際
早めに渡してしまうと、「これで許して下さい」「どうかこれで勘弁して下さい」という風なとられ方をする。
完全にお詫びが済んで、帰り際に「心ばかりのモノ」という意味で置いて帰るのが正しい


手土産を紙袋に入れたまま渡してはいけない。
正しくは、紙袋から取り出し中身だけを渡し、紙袋は持ち帰るのがマナー



この差って何ですか?  2018年3月6日