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なにかしらのめも

お刺身についている花の意味

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お刺身についている花

お刺身についている黄色い花は、菊の花

お刺身が広く食べられるようになったのは江戸時代後期
濃い口しょう油が誕生し、しょう油をつけると魚の生臭さが気にならないと庶民の間でお刺身が広まった。
刺身屋が登場し、客は家からお皿を持ってきてお刺身を乗せてもらい、家に持ち帰って食べていた。
しかし当時は、冷蔵技術がない・鮮度の良くない魚・時間が経って食べる。
ということで食中毒になり、お刺身を食べてお腹を壊す人が続出。

この問題に悩んだ店主は妻が風邪薬を飲んでいる姿をみて思いついたそう。
菊の花は奈良時代から薬として使われていた。
風邪でノドが痛い時にお茶を入れて飲むことによって、菊に含まれるルテオリンがノドを殺菌し痛みを和らげる効果があるとされていた。
そして店主は、お刺身に菊の花をつけることにした。

菊の花に食中毒を予防する効果がある
菊の花びらをしょう油の上に散らして、お刺身と一緒に食べるようになったところ食中毒が減った
その風習が今でも続いている

わさび・青じそ・穂紫蘇・紅たで にも殺菌効果がある

殺菌作用で食中毒を防止するため


お寿司には、酢飯の中にお酢が入っており、酢に殺菌効果があるため菊の花は必要なかったと考えられている。



この差って何ですか? 2018年2月27日