お通じが悪い状態が長く続くと、腸に溜まった便が腐り、その便から出る有害な物資が全身に広がり、肌荒れやむくみなどを引き起こす。
腐った便が大腸を塞いでしまい、最悪の場合大腸が破裂してしまうことも。
お通じが悪くなる原因は、加齢で腸の力が衰えたり、ストレスによって腸が正常に働かなくなることが挙げられる。
お通じが良い人・悪い人は、腸の動きに大きな差が。
お通じが良い人の大腸では、大ぜん動
お通じが悪い人の大腸では、ぜんどう運動
という別々の動きが起きている。
ぜんどう運動
大腸が、伸びたり縮んだりしてゆっくり押し出す
この動きは、起きている時も寝ている時も誰にでも24時間起きている。
ぜんどう運動では、便をゆっくりとしか送り出すことができないため、便秘になる。
大ぜん動
ぜんどう運動と比べると便を押し出す速さが約200倍
大ぜん動は1日に数回しか起きない
大ぜん動を起こすためには
基本的には生活習慣がとても重要
大ぜん動を起こす条件
食事と食事の間は8時間何も食べない
昼間8時間何も食べないのは難しい
夕食を食べた後から朝食を食べるまでの間の8時間何も食べない。
なぜ8時間あければ大ぜん動が起きるのか
食べたものが食道を通り、
胃 3時間くらいかけて消化
小腸 5時間くらいかけて消化
8時間後、消化された食べ物が大腸に送られ、胃と小腸が空になった時に初めて大ぜん動が起こる。
食後8時間以内に食事をすると…
胃や小腸がいつまでたっても空にならないので、大ぜん動は起きない。
大ぜん動を起こすオススメのスケジュール
夕食は睡眠の3時間前まで
消化する前に寝てしまうとリラックスした睡眠がとれない
リラックスした状態だと大ぜん動は起きやすくなる
19:00 夕食
20:00 までに食べ終わる
23:00 就寝
| 8時間後
| ※最低6時間以上寝る
4:00 大ぜん動が起きて排便しやすい状態で目覚めることができる
寝ている間に大ぜん動が起きてお尻に近い方まで便が流れてくる
朝コップ1杯の水を一気飲み
一気に飲むことによって胃に刺激が伝わって腸の動きが活発になる
朝の排便が促される
男女の腸の長さはそんなに変わらない
筋力は非常に重要
腹筋が少ない場合は便秘になりやすい
適度な運動は便秘の解消にオススメ
この差って何ですか? 2018年7月17日