めも blog

なにかしらのめも

ご当地民芸品の世界

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案内人は、全国1500点の民芸品を愛する男 瀬川信太郎さん。

モマ笛 1,555円(税込)
かつて福岡県津屋崎ではフクロウを「モマ」と呼んだ

民芸品の魅力
地方によって土地の文化が反映されている

民芸品にハマり専門店「山響屋やまびこや」(福岡県)を開いたそう。

民芸品界のトップスター6品

こけし、だるま、とら、招き猫、赤べこ福助

こけしを集める女性が急増

赤べこ
福島県会津地方だけでほぼ全て作られる
疫病を払った赤い牛が由来
災難から逃れるともいわれている

赤ベコ公園
赤ベコ公園 | 会津若松市


全国47都道府県のご当地民芸品大集合!

北海道・東北ブロック

木材が豊富 木を使った民芸品が多い
北海道 鮭喰い熊 8,100円(税込)
    独自の技法(面彫り)で作られた熊が若者に人気
青森県 鳩笛
秋田県 イタヤ狐 1,080円(税込)
    イタヤカエデの枝1本から作られる
岩手県 和紙張子 鹿踊 1,030円(税込)
    鹿踊をモチーフ
山形県 猫に蛸 2,950円(税込)
    タコは当て字で「多幸」縁起物
    猫はネズミを退治してくれる家の守り神
    江戸時代からデザインが変わっていない
    作られているのは、相良隆馬さん。全国で一軒だけ
宮城県 雀(仙台張子) 1,000円(税込)
    幸運を運ぶ張り子
福島県 赤べこ

猫に蛸
作るのに手間がかかる
①良質な粘土を作る
②丁寧に型にはめる
③電気窯で5〜7時間焼き上げ
④絵付けをする
完成まで1か月〜1か月半かかる

関東・中部ブロック

江戸時代 商売人の使用済み和紙を利用した民芸品が多く作られた

茨城県
千葉県 招き猫(佐原張子) 1,500円(参考価格)
    1918年創業の「三浦屋」が制作
    現在は3代目の鎌田さん
    形は全部違うそうです
栃木県 黄鮒

群馬県 高崎だるま®︎ 1,200円(税込)
    だるまの全国生産シェア 約80%
    眉毛は鶴 ヒゲは亀を表現
山梨県 甲州親子だるま 1,080円(税込)
    子どもが思った道をまっすぐ歩んでほしい親の思いが込められている
新潟県 木牛
長野県 松本だるま 1,000円
    ダルマに書かれた文字は、大當おおあたり
    昔 養蚕業が盛んだった松本氏でカイコがよくとれた年を「大當」と表現
    眉とヒゲは麻の繊維

岐阜県 飛騨のさるぼぼ
愛知県
石川県 加賀八幡起上り
福井県 若狭うるしダルマ 14,000円(税込)
    絶対に転ばないゲン担ぎ
    受験のお守りとして人気

ダルマ
中国の達磨大師というお坊さんがモチーフ
日本の起上がり小法師と合体し誕生
江戸ダルマ(1700年頃)が今のだるまに一番近い形と言われている
そこから各地でダルマの形が変わったそうです。

近畿・中国・四国ブロック

土人形や張子など傑作品を数多く生んだ

滋賀県 釣鐘担ぎ弁慶
三重県 四日市の大入道 380円(税込)
    大四日市まつりの山車 全高9m 日本一大きいからくり人形

和歌山県 導きの八咫烏 2,940円(税込)
     サッカー日本代表のシンボル八咫烏
大阪府 招福猫 1体500円

山口県 金魚ちょうちん 2,400円(税別)
    150年前に青森のねぶたをヒントに制作
    柳井市の金魚ちょうちん祭りでは約4000個飾られる
香川県 奉公さん
徳島県 藍揚お蔵

高知県 鯨車

九州・沖縄ブロック

大陸の影響を受けた色鮮やかな民芸品が多い

福岡県 ごん太(津屋崎人形) 3,800円(税込)
    明治時代以前に赤ちゃんのおしゃぶり人形として作られた

宮崎県 踊る女(はにわ) 1体1,080円(税込)
    デザインは縄文時代から継承
    西都原古墳群など古墳が多い
    一家に1個あるらしいです






2018年9月4日 マツコの知らない世界